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製材と帯鋸の関係

帯鋸製材を自動車に例えると
帯鋸    = タイヤ
 腰    = 空気圧
 刃型   = タイヤの溝
プリー   = ホイル
帯鋸盤   = 車軸
レール   = 道路
オペレーター= ドライバー 

目立ての仕事=ホイルにタイヤを装着し、空気を入れバランスをとる
腰入れ = 一般道や高速道路など状況に合わせてタイヤに空気を入れる
  (大井製作所は空気を入れなくても使えるホイルを開発)

挽曲がり=車の蛇行(ハンドルをとられる)
 原因 
腰      タイヤの空気不足  =適正な量にする(腰を入れる)
           自然に減少するので適正に追加する
刃型やアサリ タイヤ溝の選択間違え=普通タイヤとスノータイヤ
          堅木と軟材   雪道を普通タイヤでは車が滑る
プーリー   ホイルの異常    =バランスをとる(プーリー研磨)
レール    道路の異常(わだち)=レールを修正する
              
帯鋸盤    車軸のズレ   =帯鋸盤の振り修正を行う
      左右の空気圧を変える(片腰)ことで対応できるが好ましくない
 
鋸ワレ=タイヤのパンク
 原因
腰     空気圧  = 空気を入れ過ぎても、少なくても起きる
鋸の扱い  外的要因 = タイヤの寿命や傷

道路状況(製材)に合ったタイヤ(鋸)を選択しなければ安全に走れない
 (レーシングタイヤで雪道は走れない)

タイヤ(鋸)を正確に自動車(帯鋸盤)へ取り付けなければ真っすぐ走らない(製材できない)
ドライバー(オペレーター)は道路状況(丸太)に合った適正な速度で運転(送材)しないと、
                            車(製品)はコントロールできない

タイヤ(鋸)は安全や乗り心地(品質)に大きく影響するが
                        タイヤ(鋸)で対応できることは限られる


<岩崎目立加工所> [http://metate.co.jp/]
お問い合わせ:info@metate.co.jp